炎の蜃気楼シリーズ(12) わだつみの楊貴妃(後編) (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社 (1994年1月3日発売)
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感想 : 22

直江があっけなく死んでしまう。高耶の《力》が暴走するところ父氏康の竜の化身が救う。
綾子は下間頼廉から満珠を奪うことに成功するも信長に奪われる。友姫と弥山に行く。
捕らわれていた千秋を高耶が助け出し、輝元の霊を操り村上武慶を寝返らせる。千秋に乗客の救出を任せ、『大和』の舟形を破壊。
信長は干珠と満珠をつかい嵐を起こし、大和を毛利とぶつかる陶もろとも消す。友姫が弥山で漁の魂を使い干珠と満珠を破壊。
高耶は下間頼竜とぶつかるが天狗の力を借りた千秋の援護で大和にとらわれていた魂を調伏。
信長に意識を乗っ取られていた譲も『魔王の種』に謙信の助け?で無事《凍結波》がうたれた。
目覚めた高耶は小太郎を直江と認識していた。

直江が死ぬまでが一部だったんですね。うーん全然お話としてはこれからで続き気になる。病んじゃう高耶が痛い。直江がいなくても千秋も綾子も譲もいるじゃないか。と思うけど、譲以外の奴らは基本高耶を突き放してかかるからそりゃ病むか。もう少し誰か優しくしてさしあげろ‥‥
譲が景勝であることも明かされましたがこれから景虎VS景勝になるのかな? 歴史無知でわからないですが、わからないまま炎の蜃気楼で知って楽しもうと思います。やーお勉強になる(ならない)
挿絵まったくないのも東城先生のご都合だったのでしょうか。正直どんどん粗くなるなとは思っていたのですが、代わってしまうのは残念だな と思ったら
http://togetter.com/li/138602
こんな裏話‥‥集英社おい

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 乙女系
感想投稿日 : 2016年3月18日
読了日 : 2016年3月16日
本棚登録日 : 2016年3月16日

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