楊家の兄弟同士で潰し合わなければいけない非情なる運命。
柴礼の六郎に対する嫉妬、疑心、最後の死に兵としての扱いには壮絶な切なさを感じる。外殿という運命にとことん翻弄された血筋。
この非常さをうけついだのが楊令なのだなあと思うと、遼で幻王として動いていた楊令の立場や想いに付いても納得がいく気がします。
読んでよかった。
耶律休哥将軍と石幻果がお互いすんごくデレだしててかわいい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
時代小説
- 感想投稿日 : 2016年6月3日
- 読了日 : 2016年6月3日
- 本棚登録日 : 2016年6月3日
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