血涙(下) 新楊家将(ようかしょう) (PHP文芸文庫)

著者 :
  • PHP研究所 (2009年4月1日発売)
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感想 : 51

楊家の兄弟同士で潰し合わなければいけない非情なる運命。
柴礼の六郎に対する嫉妬、疑心、最後の死に兵としての扱いには壮絶な切なさを感じる。外殿という運命にとことん翻弄された血筋。
この非常さをうけついだのが楊令なのだなあと思うと、遼で幻王として動いていた楊令の立場や想いに付いても納得がいく気がします。
読んでよかった。

耶律休哥将軍と石幻果がお互いすんごくデレだしててかわいい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 時代小説
感想投稿日 : 2016年6月3日
読了日 : 2016年6月3日
本棚登録日 : 2016年6月3日

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