*『北京の春の白い服』―1999年、中国初のファッション誌創刊に向けて派遣され北京で奔走する夏美。『時間の向こうの一週間』―2012年の上海、赴任したばかりで多忙な夫の代わりに家探しを引き受けた亜矢子。『天燈幸福』―「台湾に三人おじさんがいるのよ」という亡き母の言葉を手がかりに旅に出た美雨。時間も、距離も越えて、新しい扉をひらく彼女たちの物語*
特に派手な展開はないものの、異国の情景が手に取るようにわかって、一緒に旅をしたような気分になれます。忙しない中国にも「漫漫走(のろのろ歩け)」なんて挨拶があるのは不思議な感じ。でも、ちょっと愉快で、いつか自分も使ってみたくなりました。
読書状況:読み終わった
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Bossanovaはいかが?
- 感想投稿日 : 2019年3月1日
- 読了日 : 2019年3月1日
- 本棚登録日 : 2019年3月1日
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