千原ジュニア「14歳」のその後です。誕生日である3月30日を軸に15歳から26歳までを追っていきます。
ひきこもっていた14歳からは想像できないような華々しい世界に転進し、若くしてその才能を開花させませが、肝心なところで再起不能とも思われる肝炎や交通事故にあいます。
それらを乗り越えて現在に至る結果としては、人の生死は紙一重であり、また人には運が大きく影響するということがあり、さらには他人に生かされている感に気づく思考を行う時間ができたということでしょうか。
独りよがりの考え方から、他人の優しさや楽しさや面白さを理解し、それを吸収できるのは、元来ひきこもり気質であるたからこそ気づく自己分析力と皮肉にも事故が思考を導くことになったようです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
フィクション
- 感想投稿日 : 2013年6月27日
- 読了日 : 2008年6月27日
- 本棚登録日 : 2008年6月15日
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