長いお別れ (ハヤカワ・ミステリ文庫 7-1)

  • 早川書房 (1976年4月1日発売)
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本棚登録 : 2687
感想 : 237
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チャンドラーの小説は初体験でした。
登場人物が多いので、多少、混乱しましたが、文章自体は、それほど難しくなく読みやすかったです。
とはいえ、文章における表現の大人っぽさは充分に感じられる、これがハードボイルドなのだなぁ、と改めて実感させられました。

ハードボイルドとはいえ、ミステリーとしても本格派で、予想外のラストに驚かされました。
マーロウとテリー・レノックスの短いながらも、結びつきの強い友情に胸が打たれました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年10月31日
読了日 : 2021年10月31日
本棚登録日 : 2021年10月31日

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