意外とあっさり薄味な結末だった。当時ドラマを食い入るように見ていた記憶はあるのだが、内容はすっかり抜けていたので小説を手に取りましたが...月日による感覚の変化を痛感した。
家族はどう足掻いても家族であり続けるしかなく、
繋ぐ糸となれば、縛る鎖ともなる。登場人物皆、癇癪スイッチ押したり押されたりしていたんだろうなぁ。グレーな終わり方だったが、読者に対して何か課題を課しているかの様な、妄想が膨らむ 読了後も余韻を楽しめる作品だった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
日本作家
- 感想投稿日 : 2020年9月29日
- 読了日 : 2020年9月29日
- 本棚登録日 : 2020年7月10日
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