サラリーマンは、二度会社を辞める。

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (2012年11月1日発売)
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サラリーマンは仕事で自己実現を目指してはいけない。地味な仕事からも大切なものを得られることを学び、夢や希望にブレーキをかける役割が必要。突出した個性の人間は、会社組織では働けない。自分自身のためだけでなく、誰かの役に立っていると実感できることが長く働ける要件。会社は家族や地域とは異なる特徴を持つコミュニティ。紙1枚の関係。会社はそれぞれが頭の中で作り上げられた幻想。だから自分と会社との関係は変えることができる。

私たちは会社員生活を送る中で、気づかないうちに習慣が出来てしまい、自ら会社内の枠組みを設定する。そして何か大きな出来事が起こると、誰にも見えない自分が顔を出す。その時、枠組みを見直す際の8ポイント。①悩みの種から花が咲く。②働く組織のサイズを考える。③積極的に降りると言う選択も④一区切り3年⑤過去と未来を往来する⑥偶然の出会い⑦身銭を切る⑧ペンネームを持つ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ノンフィクション(教養書等)
感想投稿日 : 2017年10月3日
読了日 : 2017年10月3日
本棚登録日 : 2017年10月3日

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