北条五代 (上)

  • 朝日新聞出版 (2020年12月7日発売)
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本棚登録 : 238
感想 : 22
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早雲以降の後北条氏を書いた本である。
火坂氏は執筆中に亡くなられたので、その志を受け継いで伊東潤氏が早雲以降の北条氏を書く。

早雲は戦国時代の先駆けとなった武将で、関東を次々と切り従えていった麒麟児と言われたが、その治世は民に優しく、遺訓にも、上下万民に対し、一言半句も虚言を申すべからずとした。早雲が理想としたのは、領民の財も命も穏やかであるべしという思想で、数ある戦国大名の中で
これほど民政に心を砕き、民に慕われた領主もいないといえた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 日本史
感想投稿日 : 2022年8月25日
読了日 : 2022年8月26日
本棚登録日 : 2022年8月25日

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