「バイ菌だって役に立つ」4
著者 藤田紘一郎
出版 講談社+α文庫
p172より引用
“つまり、あくまでも腸内細菌の間の「バランス」が必要だ、
ということだ。”
寄生虫学者である著者による、
寄生虫や細菌との付き合い方を記した一冊。
寄生虫の基礎知識から行き過ぎた清潔による害まで、
時に面白く時に鋭い言葉で書かれています。
上記の引用は、
Oー157についての項の中の一文。
善玉腸内細菌はヨーグルト等でよく知られて、
よく摂取されていますが、
悪玉菌も少しは無いと腸がうまく働かないというのは面白いです。
細菌も元気でやっていくには、
程よい緊張感が必要であるということでしょうか。
p69に掲載されている江戸時代の絵の中の人物達、
すごくいい表情で実に楽しそうです。
昔はお尻からサナダムシが出てくる事は日常茶飯事で、
笑い事だったのかも知れません。
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読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2011年11月23日
- 読了日 : 2011年11月23日
- 本棚登録日 : 2011年11月23日
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