読書録「ダーク・ハーフ下」4
著者 スティーヴン・キング
訳 村松潔
出版 文藝春秋
P210より引用
“俳優やアーティストと並んで、作家はわれわれの社会で公認さ
れている数少ない霊媒なのかもしれない。彼らはけっして存在し
ない世界をつくりだし、そこにけっして存在しない人間を住まわ
せて、われわれをその幻想に誘う。”
目次から抜粋引用
“ウェンディ、墜落する
期限切れ
スズメの襲来
スズメが飛んでいる”
押しも押されぬホラーの大御所による、ホラーでミステリーな
長編小説。
次々と悪いことが身の回りで起こり始めた作家サド、その数々
の出来事の原因は…。
上記の引用は、とある保安官の考えの中の一文。
なるほど、だから大物の歌手のコンサート等では、興奮のあまり
失神する人が出るという話が出てくるのかもしれません。
意外とあっさりとした結末のように思いましたが、気持よく読
み終えることのできる結末なのではないかと思います。
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読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
さ行
- 感想投稿日 : 2013年11月13日
- 読了日 : 2013年11月13日
- 本棚登録日 : 2013年11月13日
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