オレンジ党シリーズ(三つの魔法シリーズ)全四巻、半日で読み終えてしまった。「光車よ、まわれ!」や「闇の中のオレンジ」のように、誰しもが経験したであろう子供の頃周りの世界にかかっていた魔法から始まりどんどん引きつけられていく。その後魔法に魔法がかかり現実の生活を突き抜けていっても、そのままグイグイと引き込まれていく。思うに詩人でもある著者の描写・文章の力のたまものだろう。三部作として一応の完結を見ていたこのシリーズ、時間をおいて書かれた4巻目は少しテイストが違い、賛否が分かれるところだとは思うが、ご褒美のようなものだと思えば良いのではないかな。前にも書いたが、この歳になってこのような至福の読書体験が出来るのだから、本当に本当に本って素晴らしい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ファンタジー・SF
- 感想投稿日 : 2023年2月12日
- 読了日 : 2023年2月12日
- 本棚登録日 : 2023年2月12日
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