不確実性の高い世の中になってきていることを受け、大学受験も共通テストに見られるように知識偏重主義から思考力重視にシフトチェンジしつつあり、更にそれを受けた中学受験もそういった方向に変わりつつある。
それを2015年当時から、国語力を磨いて論理的思考を身につけることが全ての科目の基礎になると提唱していたのが、本書である。
本書は、国語力が欠如し、国語の大事さが分かっていない人をも想定読者層としているようだ。
なぜ国語力が大事なのか、そもそも論理的とは?
こういった基礎の基礎から、平易な文章と豊富なたとえ話、そして漫画を織り交ぜて分かりやすく解説していく。
著者の他の著作や問題集に見られる通り、国語力とはすなわち日本語を論理構造を理解し使いこなせることにあるというのが基本スタンス。
まだ幼い我が子に、どうやって国語力をつけていくか、色々考えさせてくれる一冊。
小学校低学年の我が子には、結局出口式の問題集を買い与えることになる予感がする。笑
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
子育て・教育・受験
- 感想投稿日 : 2023年3月9日
- 読了日 : 2023年3月9日
- 本棚登録日 : 2023年3月9日
みんなの感想をみる