佐伯が15歳の時、17歳の姉が同級生3人にレイプされ殺された。彼はその復讐のため警察官になった。レイプ犯を目の当たりにし、姉のトラウマによりレイプ犯の口の中に拳銃を突き付ける。警官を辞し、探偵になった佐伯は3人のレイプ犯のその後を追いかける。被害者家族としては、罪を償った加害者が更生・出所後、当然真っ当な生活を送っていることを期待する。被害者家族は加害者を赦せるのか?。あるいは、加害者がどうなっていたら赦せるのか?これがこの本の一番問うていることだ。加害者が臨終の際の1粒の涙。この涙で復讐を終えたのか?
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
正義、信義
- 感想投稿日 : 2020年10月9日
- 読了日 : 2020年10月9日
- 本棚登録日 : 2020年10月9日
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