ホワイトアウト (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (1998年8月28日発売)
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白銀の世界が左翼武装ゲリラに占拠される。ゲリラの占拠目的は国内最大のダム、貯水の放水により下流の住民の生命が危ない。更に発電所に11人の人質。このゲリラに真っ向勝負する発電所職員(富樫)と、過去にそこの職員を遭難で亡くした恋人(千晶)。極寒吹雪でホワイトアウトする中、犯人が迫りくる。富樫は1人また1人と対峙し殺害する。千晶もどうにか突破口を開こうと努力するが犯人に殴られ、犯されそうになる。一方、ゲリラ側にも不穏な動きがあり仲間割れ。600ページの超大作は、圧倒的な状況描写力が読者の緊迫感を巻き起こした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: どきどき
感想投稿日 : 2020年10月30日
読了日 : 2020年10月31日
本棚登録日 : 2020年10月30日

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