白銀の世界が左翼武装ゲリラに占拠される。ゲリラの占拠目的は国内最大のダム、貯水の放水により下流の住民の生命が危ない。更に発電所に11人の人質。このゲリラに真っ向勝負する発電所職員(富樫)と、過去にそこの職員を遭難で亡くした恋人(千晶)。極寒吹雪でホワイトアウトする中、犯人が迫りくる。富樫は1人また1人と対峙し殺害する。千晶もどうにか突破口を開こうと努力するが犯人に殴られ、犯されそうになる。一方、ゲリラ側にも不穏な動きがあり仲間割れ。600ページの超大作は、圧倒的な状況描写力が読者の緊迫感を巻き起こした。
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どきどき
- 感想投稿日 : 2020年10月30日
- 読了日 : 2020年10月31日
- 本棚登録日 : 2020年10月30日
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