数年ぶりに東野圭吾作品。白夜行、幻夜までは期待していなかったが、お上品に物語が進んでいく。コロナ禍で起きた殺人事件、実家で父親が殺され、娘・真世が警察からの事情聴取、そこに急遽現れたのがブラック・ショーマン(父親の弟・武史)。彼はツワモノで、マジックショーのように相手から主導権をとり、手品のように相手を翻弄する。父親殺しの犯人は誰なのか?ブラック・ショーマンの一挙手一投足がとても心地よく、ラストは犯人を自供に追い込んでいった。真世の婚約相手の健太の過去、混乱で終わるエピローグはインパクトありましたね♪④
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
正統派
- 感想投稿日 : 2023年6月10日
- 読了日 : 2023年6月10日
- 本棚登録日 : 2023年6月10日
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