ロシアの昔話を瀬田貞二さんの翻訳で。
読み聞かせ:2.3年生程度
時間:7分程度
おなかのすいたおじいさんは、おばあさんにおだんごぱんを作ってもらった。
窓辺に置かれたおだんごぱんは、椅子の上にコロッ、床の上にコロコロッ、戸口へとコロコロコロ〜。
そのまま道を転がってゆくと「おまえをパクっと食べてあげよう」というウサギ、オオカミ、クマに会う。
おだんごぱんは「ぼくは天下のおだんごぱん おまえなんかにつかまるか〜い」とコロコロ逃げ出す。
しかし次に出会ったのは口のうまいキツネ。
「さあさあ、その素晴らしい歌声をわたしの顔の上で聞かせておくれ」とおだてられたおだんごぱん、その気になってキツネの顔に乗かった。キツネはパクっとおだんごぱんをたべてしまいましたとさ。
昔話は、繰り返して繰り返して最後に落ちがつくという形もよくありますね。
子供たちもキツネのところになると「これ食べられちゃうパターンじゃん」とわかります(笑)
お話でのおだんごぱんは”歌を歌う”んだけど、読み聞かせで歌うのは大変なので、ちょこっとだけ節を付けて読んでみています。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
昔話
- 感想投稿日 : 2021年6月21日
- 読了日 : 2021年7月1日
- 本棚登録日 : 2021年6月21日
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