蒙古襲来と神風 - 中世の対外戦争の真実 (中公新書 2461)

著者 :
  • 中央公論新社 (2017年11月18日発売)
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本棚登録 : 220
感想 : 22
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元寇の表から裏側まで、その詳細な経緯を学ぶことができます。前半では様々な文献資料から、その時に実際は何があったのか。タイトルにもありますように「神風」はあったのか。を知ることができます。後半では、実際に戦に参加した人が残された資料を元に、その人の立場に即した流れをつかむことで、リアルに元寇を知ることができます。また今日に残る現場の遺物を紹介されることで、この元寇を様々な角度から学ぶことができます。
「神風」について、嘘ではないが、真実ではない。読んでよく考えれば冷静に理解できることが、あの戦争のときには出来ていなかった。この悲劇を繰り返さないために、事実を知ることの重要性として本書の価値は高いと思います。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史
感想投稿日 : 2018年11月6日
読了日 : 2018年11月6日
本棚登録日 : 2018年9月24日

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