ストレートな医療物という印象。
天才外科医や医者同士の権力争いという基本?のモチーフで。
バブル景気が頂点を迎え、誰もそれが急に終わるとは予想していなかった時代。
東城大学病院の外科研修医・世良の視点で描かれます。
外科を支配する佐伯教授と一匹狼の渡海との過去の因縁がしだいにあきらかに。
世良が指導することになった大学生3人が初めて手術を見学、血がかかって気絶するのが若き日の田口というわけ。
後に病院長となる高階が、権威のある大学から移籍したばかりで、風雲を巻き起こす新鋭講師の役。
2007年の作品。
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カテゴリ:
国内小説
- 感想投稿日 : 2009年1月18日
- 本棚登録日 : 2009年1月18日
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