古武術の発見: 日本人にとって身体とは何か (カッパ・サイエンス)

  • 光文社 (1993年1月1日発売)
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感想 : 10

東京大学名誉教授
養老孟司

武術稽古研究会 松聲館
甲野善紀

この二人の対談ならと、興味が唆り手に取る。
心身一如と身心一如、オートとマニュアル、大脳と小脳、術と魂。
日本人にとって、身体とは何かを問う。
それぞれの立場での理解と見解が、遮ることなく織りなす。
これまでは、極意は円だと盲信されていた武術。
実は平行四辺形で説明できる、画期的な発見として語られる。
誤った根性論を正すという意味でも、興味深い一冊。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 武術・格闘技
感想投稿日 : 2015年8月28日
読了日 : -
本棚登録日 : 2015年8月28日

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