バカとテストと召喚獣9.5 (ファミ通文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2011年6月30日発売)
4.01
  • (58)
  • (73)
  • (50)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 1002
感想 : 51
3

召喚実験リターン!明久と雄二で喚び出した召喚獣はまるで二人の子供のようで・・・ってまた惨劇が繰り返されるのか!?・・・「僕と子供と召喚獣」


ドキドキ同居生活を赤裸々に綴る・・・「僕と姫路さんとある日の昼下がり」


謎多きムッツリーニの一面が白日の下に晒される!?・・・「僕と土屋家と揺れない心」


高校1年の春。全てはこの出会いから始まった!・・・「俺と喧嘩と不思議な馬鹿ども」


バカとテストと召喚獣9.5
この「9.5」は計4本からなる青春エクスプロージョンショートストーリー第4弾!私としては「僕と姫路さんとある日の昼下がり」はラブコメディーのラブ最強な短編だと思います。特に明久が瑞希のいい所を振り返っている所は何か良かったです。・・・にしても姉貴は明久にとって強敵ライバルですね、全然進展しない恋w。


しかし、明久にとってこの恋を成就させることが本当にいいことなのか?そこがこのシリーズ最大の裏?メインな気がします(この時期の男にはなかなか難しいものだろうし(まして明久みたいな純粋バカで心底良い奴は苦労するかもしれない。こんな奴今の時代にいて欲しいとすら思ってしまいます))。


またやはり「俺と喧嘩と不思議な馬鹿ども」は外せないですな。雄二視点から描かれるこの物語の「始まり」、そこはやっぱり読んでおきたい所です。何故雄二が明久に興味を持ち、信頼しだしたのか?そこが見所です。


やっぱり明久は良い奴だ・・・(簡単に使われる良い奴ではなく本当の良い奴)。こんな奴と友達になりたいものです・・・。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2012年6月5日
読了日 : 2011年10月16日
本棚登録日 : 2011年10月16日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする