■書名
書名:コッローディ『ピノッキオの冒険』 2020年4月 (NHK100分de名著)
著者:和田 忠彦
■概要
社会の矛盾をあぶりだす「あやつり人形」。原作に秘められた知られざる豊穣
「嘘をつく悪い子がよい子に生まれ変わる物語」というイメージがディズニー
映画から定着している『ピノッキオの冒険』。ところが、ピノッキオは愛らしい
どころか筋金入りの悪童だった! 単なる児童文学ではなく、大人もうならせる
隠された奥深いテーマとは? 豊かなメタファーを含む原作の魅力に迫る!
児童文学の傑作『ピノッキオの冒険』にイタリア文学者、和田忠彦氏が新しい
視点から光を当てる。「不条理に直面したときにどうすればよいか」「人は心の
闇とどう向き合えばいいか」など、現代に通じるメッセージを読み解く。
【構成】
第一回 「統一国家」と「あやつり人形」
第二回 「嘘」と「死」が教えるもの
第三回 「労働」と「対価」
第四回 「遊び」と「冒険」
(amazon.co.jpより引用)
■感想
うーん、話がそんなに面白く無い。
その当時の社会問題を反映しているのはいいんだけど、物語が致命的に面白くない。
時代の流れに負けている感じがします。
今の時代に、わざわざ時間を使ってこの物語を読む必要性はどこにも感じなかった
です。
逆に言えば、それが判断出来ただけでもこの本を読んで良かったと思いました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
本:ビジネス
- 感想投稿日 : 2020年5月31日
- 読了日 : 2020年5月31日
- 本棚登録日 : 2020年5月31日
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