キレイな装丁とタイトルに惹かれ手に取ったこの作品。
主人公は小さい頃から病弱だった林ちひろ…娘が苦しむ姿をなんとかしてあげたいと、両親がのめり込んだのが「宗教」…。ちひろは生まれながらに「宗教」に属しており集会や研修旅行などに自然な形で参加し自身の居場所を作っていくが…ちひろの姉は家出し、両親はますます「宗教」にのめり込む…。
読み終えてみて、これから何かが変わっていくんだなぁ…そう漠然と感じました。ちひろにも高校生になったらバイトしたり、友達とカフェで恋バナするような当たり前の日常があるといいなぁ…そんな風に願ってしまいました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
今村夏子
- 感想投稿日 : 2022年11月11日
- 読了日 : 2022年11月11日
- 本棚登録日 : 2022年11月11日
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