年に1度のイベント、80キロの道のりを夜通し歩き続ける「歩行祭」…貴子と融は高校三年生で三度目の「歩行祭」、二人の微妙な関係…このままでいいのかを自問自答する2人の葛藤…また2人を思う親友の存在…。
なんか、すごくいいっ!そう思いながら読了しました。ただ歩くだけなんでしょ?って映画も観ず、この作品からも遠ざけていたのがもったいないくらい!!読んでる間中、楽しかったです。そして清々しい読後感を持ちました。この「歩行祭」を通して成長したそれぞれの登場人物が、この後どんな生き方をするのか、気になってしまいます。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
恩田陸
- 感想投稿日 : 2022年12月29日
- 読了日 : 2022年12月29日
- 本棚登録日 : 2022年12月27日
みんなの感想をみる