乙女の本棚シリーズから、太宰治さんと紗久楽さわさんのコラボ作品の「葉桜と魔笛」です。鮮やかな表紙で、少女漫画から抜け出してきたような姉妹が描かれていますね♪って、いうか…お姉さんなのって、彼かと思っちゃった(^-^;)
桜が散って、このように
葉桜のころになれば、
私は、きっと思い出します。
で、はじまるストーリー。なんともきれいで切ないはじまり…老夫人が語りだしたのは、今は亡き妹と父のことでした。35年前、妹は腎臓結核の診断にて余命いくばくもない状態…ある日妹がしまい込んでいた、恋人と思われる男性からの手紙を発見する…。妹を元気づけるために、姉は恋人になりすまし手紙を書いて妹の枕元におく…。姉が書いた手紙だといとも簡単に見抜いた妹、そのわけは…。
切なすぎる(涙)。そして、家族愛を思いっきり感じられる作品でした!!家族の思いを最期に感じとることができた妹は、この手紙のおかげでこの世での悔いをちょっと減らせたのかもしれない…きっと、そうだと思う、と解釈しました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
乙女の本棚
- 感想投稿日 : 2023年7月14日
- 読了日 : 2023年7月14日
- 本棚登録日 : 2023年7月14日
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コメント 10件
チーニャ、ピーナッツが好きさんのコメント
2023/07/14
かなさんのコメント
2023/07/15
チーニャ、ピーナッツが好きさんのコメント
2023/07/24
かなさんのコメント
2023/07/24
チーニャ、ピーナッツが好きさんのコメント
2023/07/24
かなさんのコメント
2023/07/24
チーニャ、ピーナッツが好きさんのコメント
2023/07/26
チーニャ、ピーナッツが好きさんのコメント
2023/07/26
かなさんのコメント
2023/07/26
かなさんのコメント
2023/07/26