コロボックルシリーズの第五巻、いちおう完結編です。
この巻ではじめて、あだ名でない名前の人間の登場人物が出てきます。
杉岡正子さん、高校卒業したての図書館のお姉さんで、表情への感情表現などが苦手な女の子です。(というか自覚はしてないのかな?)
いわゆるフシギちゃん的な彼女と、活発でこれまたちょっと変わり者のコロボックル、ツクシンボが出会うお話。
しかし出会い仲良くなるだけで終わらないというところが、このシリーズの楽しくて好きなところですがv
まず本を開いて目に入る、あの挿絵の時点で「えっ?」と思ったのですが、ラストに向けてツクシンボがイキイキと走り回るうちに、ドキドキした!
やっぱり! と目をキラキラさせたくなるような展開、うそーっ!? といい方向に驚かされるこの気持ちよさ。
たまんないですねー。日本にこんな素敵な作品があるなんて知らなかった。
コロボックルという小さな国の小さなひとびとのお話。
これは読まなきゃきっと後悔する。ぜひ、皆さんも。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2009年3月10日
- 読了日 : 2009年3月10日
- 本棚登録日 : 2009年3月10日
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