自分の生い立ちや嗜好、幼児虐待…様々なことやトラウマをそれぞれが抱えながら生きている。
トラウマを抱えながらも、ヨーロッパなどの歴史ある洋服から現代のものまで、洋服の持ち主に寄り添いながら洋服を修復する女性とこの女性の才能に惚れ込み、守ろうとする友人女性。
また、男性女性ものに問わず、綺麗な洋服や服飾を身に付けたい、丁寧に扱いたい男性など。
皆、心に何か抱えながら生きている。
その中で、今までの自分から一歩踏み出そうとしていく。
その姿は、彼女たちの、洋服に寄り添う姿に似ている。
読了後、時間がすぎても好きだと思える印象的な作品。☆4→5に
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2020年1月20日
- 読了日 : 2020年1月20日
- 本棚登録日 : 2020年1月20日
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