流星ワゴン (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2005年2月15日発売)
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本棚登録 : 23821
感想 : 2544
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うーん、テレビを見てから読んだからかテレビの方が面白かったような…。何と言ってもチューさん役の香川照之の印象が強烈で、小説の中のチューさんが弱すぎる気がする。それに小説では美代子の気持ちがほとんど描かれてないが、テレビの方がすれ違う夫婦のズレに気づきもしない夫に絶望していく妻の落ちていく感じがよく出てた。等々、いろいろともどかしく感じた。一方でワゴンでドライブを続ける疾走感、時間を遡る不思議感は小説の方が印象的だった気がする。が、夫婦の性描写がなんとも薄汚くてやり切れなさが残って後味悪し。2015.3

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2015年3月16日
読了日 : 2015年3月16日
本棚登録日 : 2015年3月16日

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