沈みゆく大国 アメリカ 〈逃げ切れ! 日本の医療〉 (集英社新書)

著者 :
  • 集英社 (2015年5月15日発売)
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感想 : 61
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基本的には堤さんの一連の主張を繰り返した本。

これはもう資本主義の終焉だね。自分を含め無知、無関心の結果、この日本でも抜き差しなら無い所までもう来ている。新安保法案の時に一時的に、その成立を阻止しようと市民レベルでも盛り上がったが、日本の皆保険制度は何としても守らねばならない。

もう、アメリカの強欲資本主義の餌食になってはいけないだろう。処方箋は、堤さんの物だけでなく色々あるような気もする。何れにしても、無知、無関心が一番ダメ。

幸い選挙権も18歳に引き下げられる。アメリカでリーマンショック後一人で、保険会社の前でビラ配りする若者姿が本書でも紹介されているが、こうしたことから粘り強く始めなければいけない。

それにしても、マスコミの怠慢は許せない。もっと分かりやすく伝える義務がある。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2015年9月27日
読了日 : 2015年9月27日
本棚登録日 : 2015年7月3日

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