戦争と平和(一) (新潮文庫)

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感想 : 71
5

ナポレオンが統治するフランスvsロシアを背景に
若者たちがどう生きていくか、が描かれている…が
なにせ4巻中の1巻、起承転結の起、物語は始まったばかり。。

登場人物は多いけどとりあえず、ピエール・ベズウーホフ、
アンドレイ・ボルコンスキィ、ニコライ・ロストフ、ナターシャ・ロストワを
押さえておけばなんとか読み進められます

「真実を語ることはひじょうにむつかしいことで、若い人で
それができるものはきわめてまれである」(p561)とあるように
若者が人生の岐路に立ち、これから迷っていく、そのスタートラインの第1巻。
2巻も楽しみです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ロシア文学
感想投稿日 : 2015年10月10日
読了日 : 2015年10月10日
本棚登録日 : 2015年10月10日

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