さばを食べようとした猫に襲い掛かる恐怖。恐怖というよりは「びっくり」という感じなのかもしれません。何が恐怖なのかは・・・読んでみてからのお楽しみです。
佐野さんの絵本にしては、若干解釈が難しいような気もしますが、やはり佐野さんらしいリズムとテンポで進むお話は、読んでいてとても痛快です。
とりあえず、さばの絵がかなり怖いです。びっくりした猫の顔もすごいです。「ブラックなお話なのかな?」と思いつつも、あまりの絵のすごさに逆に笑ってしまう場面があるかもしれません。
解釈は間違っているかもしれませんが、僕はこの猫に
「武士は食わねど高楊枝」ということわざを思い出しました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
絵本
- 感想投稿日 : 2008年3月27日
- 読了日 : 2008年3月27日
- 本棚登録日 : 2008年3月27日
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