第二次世界大戦、ヨーロッパ戦線に従軍した若いアメリカ特技兵(コック)達が戦地で遭遇した日常の謎を解くミステリー作品。
捕虜・敵国民間人への攻撃に対する逡巡や人種差別への後悔など、主人公の葛藤が丁寧に描かれており、この世界情勢下で出会えたのは本当にタイムリーだった。
著者の方のTwitter垢はフォローさせていただいて反差別的な主張には一方的に信頼感を持っているが、著書もさすがに理知的な内容だった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2023年11月3日
- 読了日 : 2023年11月3日
- 本棚登録日 : 2023年10月31日
みんなの感想をみる