ローマ人の物語 (1) ― ローマは一日にして成らず(上) (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2002年6月1日発売)
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感想 : 457
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一巻のみでなくこの「ローマ人の物語」全巻を読み終わっての感想でありますが、ヨーロッパがどのようにして出来上がってきたのかがこのように面白く読ませてくれるものは無いと思います。
特に何がスバラシイかと言いますと、実に地図の使い方が上手い!
若干クドイくらいに地図が、文章とともに出てくるのでどこで何が起こったか、常に確認出来ます。

もちろん教科書のような無機質なものではなく、
個人的に塩野オバサマから「イイ男ってのはね、、」とサロンで語りかけられるような部分もあり、その時代を生きた生の人間への評価を通して人として学ぶもの、もしくは反面教師とするものを教えていただいた気もします。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2012年9月23日
読了日 : -
本棚登録日 : 2012年9月23日

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