折木奉太郎と仲間たちシリーズ三作目。
前作では文化祭までに解決しなければいけなかった事件が主たる内容だったが、本作はその文化祭最中の出来事。
相変わらずミステリーなのに人は死なず、どちらかと言えばほっといても問題ない謎解き。
でも「わたし気になります」と主人公の取り巻きの一人、千反田えるの一言で事件を追わなければならなくなる、いつもの展開。
でもこのえる嬢が妙に気になる存在で、自分的には高感度が高い。
題名の「クドリャフカの順番」に謎解きの鍵が隠されているのではと、何回も考えたが全く関係なかった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
米澤 穂信
- 感想投稿日 : 2012年3月30日
- 読了日 : 2011年11月24日
- 本棚登録日 : 2012年3月30日
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