綾辻行人と有栖川有栖のミステリ・ジョッキー(1)

  • 講談社 (2008年7月25日発売)
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本棚登録 : 186
感想 : 25
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ラジオの音楽番組では、トークの間に音楽が挟まれます。
本書ではトークの間に短編小説が盛り込まれる仕組み。
しかも綾辻行人さんと有栖川有栖さんという本格ミステリーのトップを走る二人のトーク。
短編に関わる作品の小説などもあり、未読の名作を知るにも良い一冊。
是非、今後も続けてもらいたい企画です。

短編なのであらすじは書きませんが、収録作品は以下。
『赤い部屋』、『開いた窓』は絶品。『黒い九月の手』も違った意味で絶品です。

1.技師の親指(コナン・ドイル)
2.赤い部屋(江戸川乱歩)
3.恐怖(竹本健治)
4.開いた窓(江坂遊)
5.踊る細胞(江坂遊)
6.残されていた文字(井上雅彦)
7.新透明人間(ディクスン・カー)
8.ヨギ ガンジーの予言(泡坂妻夫)
9.黒い九月の手(南條範夫)
10.ガラスの丸天井付き時計の冒険(エラリー・クイーン)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリー
感想投稿日 : 2010年2月11日
読了日 : 2010年2月11日
本棚登録日 : 2010年2月11日

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