風の帰る場所 ナウシカから千尋までの軌跡 (文春ジブリ文庫 3-3)

著者 :
  • 文藝春秋 (2013年11月8日発売)
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本棚登録 : 935
感想 : 45
3

渋谷氏のロキノンは、エレカシと幸福な関係。
ブランキー初期とは幸せな関係だったが、浅井健一ソロとは決裂して……という。(→浅井健一は「音楽と人」へ。)
それくらいの印象。
もちろんロック方面、私が一時期首を突っ込んで、その奥深さに辟易し首を引っ込めた分野では、凄い人なんだろう。
が、駿へのインタビュアーとしては、ともかく続けてくれという懇談、そして次の回においては、だから前回私は駿さん続けるって言ったでしょー!? という、その鼻息に終始している。
とはいえ駿も鼻フンフンの若者に対し、ジジイとして鼻の穴をフンフンしているので、共犯。
素材としては悪くないが。
評論家は、こういういけ好かないインタビュー集を材料にして色々考えなければならないんだろうね、難儀だねえ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 映画本
感想投稿日 : 2020年8月2日
読了日 : 2020年8月2日
本棚登録日 : 2013年12月3日

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