うふふ。
絵が可愛くて、眺めているだけでも微笑んでしまう。
コルババさんという郵便屋さんが、自分の仕事にちょっとだけ自信を無くしてしまった時に出会った、郵便局で働く小人たち。
彼らから大事なことを教わったコルババさんは、少しだけ配達が楽しくなる。
現在では、電話やメールやネットでいつでも繋がれるけれど、
想いを運ぶ郵便のお仕事はとても素敵だし、
私も、ご無沙汰している学生時代の友人に手紙でも書こうかな、なんて思ってしまう。
宛名や切手、差出人すら書かずに投函してしまったうっかり者の若者が書いたお手紙は、小人たちの言うところの「エース」。
うっかりから始まって、このままではすれ違ってしまう差出人と受取人のために、コルババさんは配達に出る。
無事に手紙は届けられるのか?
届けられたなら、そのお返事はどうなるのだろう?
読み終わった後は、やっぱり「うふふ」と心がほどけていくみたいだった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
絵本・児童書
- 感想投稿日 : 2012年10月2日
- 読了日 : 2012年10月2日
- 本棚登録日 : 2012年9月21日
みんなの感想をみる