オスは生きてるムダなのか (角川選書 469)

著者 :
  • KADOKAWA/角川学芸出版 (2010年9月18日発売)
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本棚登録 : 93
感想 : 16
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2010/10/8 新刊棚で見つけて借りる すぐに 読み始める。 10/29 読み終わる。

ちょっと目を惹くタイトルだが、中身はまじめな! 生物学の本です。 
単細胞生物から、複雑な生物まで とにかく不思議で面白いことがいっぱい。
増殖・複製、永遠の命、染色体、生物の性の巧妙さといい加減さ・・・。
本書に書かれていることを、部分的には聞きかじったりしていたが、
わかりやすくまとめられていて 目からウロコ 以上の 驚きです。

内容と著者は

内容 :
1回の生殖で一生分の精子を貯める女王バチ、個体で性別を変化させるミミズ…。
生物によって異なる性の決定システムから、性の起源、性のメリット・デメリット、
ヒトの性差の根拠と曖昧さまで、生物学的見地から語る。

著者 : 
1947年東京生まれ。早稲田大学国際教養学部教授。
構造主義科学論、構造主義生物学の見地から評論活動を行う。
著書に「38億年生物進化の旅」「そこは自分で考えてくれ」など。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 科学:生物・生命
感想投稿日 : 2019年1月12日
読了日 : 2010年10月29日
本棚登録日 : 2019年1月12日

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