キャリー (新潮文庫)

  • 新潮社 (1985年1月29日発売)
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ホラー好きなら、映画を見ていなくても原作を読んでいなくても、あらすじはすでに知っているだろう「キャリー」。読んでみました。

検証委員会の議事録や、関係者の告白本、研究者の抜粋記事を、要所に挟むことにより、「テレキネシス能力少女が起こした事件」を、読者にまるで本当にあったかのように錯覚させる。すごく効果的。

キャリーの家事情(特に母親との)やスー・スネルの内面(特に最後)、ここらへんは本の方がいいな。表現によっては、B級映画になる定番ストーリーですが、スティーブン・キングが花開く才能を感じます。タバサ奥様はすごいね。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2018年7月21日
読了日 : 2018年7月21日
本棚登録日 : 2018年7月21日

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