アーミテージ一家の、
ドタバタの不思議ばなしから、
昔話のような背景から紡がれる
幻想的なものがたりまで。
語るリズムも、一編ずつ変化する、ファンタジー集。
エイキンが、自ら選んだ15編なんだって。
もう、それ自体が詩のような、
ひとつひとつのタイトルだけでも、わくわくする!
エイキンの短編を読むと、
なんで、生きていくのに物語が必要なのか、
わかる気がする。
人生には、何が必要か、何が大切か、
(愛、仲間、勇気、夢、音楽、ユーモア、etc)
感じることができるだけでなく。
人のこころは、どんなに大きく、
やさしさ、うつくしいもの、たのしいことを、
生み出し、しまっておくことができ、
人にわけあたえることができるか。
それを、示してくれているように、思うんです。
素敵な本でしたけど、ひとつ、
このタイトルが・・・
原題は「A Handful of Gold」、すごくいいのに。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
児童書
- 感想投稿日 : 2011年2月27日
- 読了日 : 2011年2月27日
- 本棚登録日 : 2011年2月27日
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