それでも町は廻っている (13) (ヤングキングコミックス)

著者 :
  • 少年画報社 (2014年9月30日発売)
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本棚登録 : 731
感想 : 51
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『張り込み』でのタケルとエビちゃんのやり取りがいいよね。エビちゃんの乙女心に振り回されつつも、勇気をもって誘うところがカッコいい。
歩鳥に相談した時の「だけどな世の中にはトリックじゃど~にもならない事もある とくに男と女の問題は」って言葉に重みを感じる。あの事件の後ってことだよね。あと、結局は犯人の手がかりって出てたのかな。そこがずっと気になってる。

『モテない紳士』も男子だなあって感じの話で好き。全神経全細胞を無駄に集中させすぎだろと。
「俺の無駄な筋肉…今使わなかったらもう使う時ねーぞ」まではカッコよかったのに(笑) まだまだモテないブラザーズ卒業はできなさそう。

『廃村』は静の言葉が印象的。
「ちゃんと見極めていかないと本物のオバケがニセ物に埋もれちゃう オカルトの敵は『信じない奴』じゃない 『まがい物』だよ」
紺先輩が見たものは本物か偽物か。余韻が残る終わり方だよね。

『暗黒卓球少女』では紺先輩の過去がまた明らかに。針原も紺先輩とは付き合い長いもんね。
「紺先輩が卓球始めた話?…教えてあげない いずれ本人から聞けばいいじゃない」
「嵐山さんは多分…私が一番行きたかった場所にいるんだから…」
紺先輩は針原にも助けられてたと思うんだけどね。それがナイフの山の外側からだったとしても。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 漫画
感想投稿日 : 2019年11月5日
読了日 : 2019年11月5日
本棚登録日 : 2019年11月5日

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