思考停止に陥らない為の思考法を解いた本。
すべてシックリきたワケではないが、有用なメソッドも書かれていた。
琴線に触れたモノをメモっておく。
-視点を変えて考えてみる。(水平思考、相手の視点、神視点、時間軸、空間軸、近視眼、鳥瞰)
-便利なフレーズに騙されない。(例 構造改革)
-人間の意識は弱い
→その為に、支える技術が必要。
-ゴールを、意識する
-成果を定量化する
-時間を区切る
-問題を細分化する
-紙に書き出す
ん、と思ったのは「理由を考える必要のない真実もある」という話。たとえば、何故人を殺してはいけないのかという問いは、論理的な説明を考えても言語化しずらい問題であり、あなたの真実ならば理由はいらないらしい。
確かにユーズフルな考え方ではあるが、それも一種の思考停止なのではないかとも思う。
というか、思考停止は一種の時間短縮ツールなのではないか。限られた時間内で、ベターな答えを出す為に、必要不可欠なツールだ。
しかし、この思考停止は時には読み違えをしてしまう。このような思考停止が常に無意識に行われていること、また時にはミスリーディングしてしまう事を自覚して、常に少し踏み込んでみて世界を捉えるようにしたいと考えた本だった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年9月12日
- 読了日 : 2012年9月11日
- 本棚登録日 : 2012年9月11日
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