女性同士の友情、母娘そして父娘の愛情、男女の愛が丁寧に描かれています。
どの登場人物も、相手を思いやれる素敵な人たち。
私には、こんな風につながっている友達はいないかもしれないと
この物語の3人の女性達が羨ましくなりました。
そして後半は、涙なしでは読めません。
悲しいけれど、でも、なんだか清々しい 心があったかくなる そんな涙です。
そして、読みながら気づいたのですが、北村薫さんで私が好きな『月の砂漠をさばさばと』の母娘が登場していたんですね。
サバの味噌煮のエピソードで気づきました。
『月の砂漠をさばさばと』も読み直さねば。。。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
北村薫
- 感想投稿日 : 2012年11月14日
- 読了日 : 2012年11月14日
- 本棚登録日 : 2012年11月10日
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