なんとも言い難い読後感。
螺旋階段のような本です。大きなすり鉢の内側にそって作られた螺旋階段を降りてゆくイメージ。最深部で謎が解き明かされることを信じてぐるぐる回りながら降りてゆくと、いつの間にか入口に戻っている。まるでエッシャーのだまし絵のように。途中の景色は美しくもあり、忌まわしくもあり。
ボラーニョの前2作を読んでからまた再読したい。
それまでに軽量化を希望…。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
海外その他
- 感想投稿日 : 2012年11月16日
- 読了日 : 2012年11月16日
- 本棚登録日 : 2012年11月5日
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