くまちゃん (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2011年10月28日発売)
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本棚登録 : 2712
感想 : 245
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最近、生まれて初めて好きな人に振られた。
毎日の仕事もたくさんあった趣味も、何もかもが意味のないつまらないものに思えて、どうしようもない気持ちを何とかしたくてこの本に辿り着いた。
何をしていても彼の事しか考えられず辛かったけど、これを読んでいる時はなんだか救われる気がして、この経験も自分には必要だったのかなと思えた。
自分に必要なタイミングでドンピシャな本を読む事は、自分を助けてくれるんだなと初めて思った。
あとがきに書いてあったけど、振られた事で人生観変わるぐらいものすごく勉強になったから、間違いなくこれからの私を形成するパーツになる。だから、彼はこれからも私の中にずっといるんだなと思える。私も彼を形成する一部になれたら良いなと思う。奴はもう忘れてるかな…。こんな事思ってる時点で全然吹っ切れてないけど…(汗)
図書館で借りたけど、立ち直るまで手元に置いて何回でも読み直したいから買おうと思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年6月8日
読了日 : 2023年6月8日
本棚登録日 : 2023年6月5日

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