ものすごい本に出会ってしまった。それが読み終えてまず最初の感想。
時代小説は普段全く読まないけれど、永遠の0やボックス!でかなり印象に残っていた作者さんだったので、とりあえず手にとってみた。試しにページを開いてみたら、あまりの面白さに数時間で読み終えてしまった。書き手が凄ければジャンルなんて関係ないんだと、今日初めて知った。
2人の少年の、全く正反対の人生。言うなれば陰と陽。人の為に自分を犠牲にすることなんて出来るだろうか。人柱となることが出来るだろうか。ラストは主人公・勘一の想いにシンクロして涙腺が大変なことになった。陰の生活を送った彦四郎と陽の生活を送った勘一だけど、実際の太陽は彦四郎だったんだなぁ。彦四郎がいなければ勘一は生きていなかった。深い。
読書状況:読み終わった
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2011年読了
- 感想投稿日 : 2011年2月13日
- 読了日 : 2011年2月13日
- 本棚登録日 : 2011年2月13日
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コメント 3件
ひとしさんのコメント
2017/09/01
Qさんのコメント
2017/09/01
ひとしさんのコメント
2017/09/05