「人工知能技術の進化に伴い人間様起ころ割の時代は必ずやって来る」
我々はどう生きれば良いのだろうか?
AI時代の社会について様々な角度で検証。そして人間には出来ない、あるいは手間がかかっていた仕事をシステムが代替することになる。事例も豊富でわかりやすい。
しかしそれで雇用は減るのか?例えばWEB店舗と実店舗の事例を面白い。アメリカの小売業のオンライン比率はわずか6%。様々な数値検証を行うと20年後にこれが倍になるとしても雇用に与える影響はたったのマイナス2%だそうだ。
アメリカの事例をもう一つ。今のアメリカ人の自動車にかかるコストは18,000ドル。もし将来自動車をシェアする時代になった場合にはこれが75%低下(25%程度になる)。人口で計算すると3兆ドルの節約でGDPの19%。そして世界は遥かに安全な場所になる。
なくなる仕事はあるかもしれないけど、必ずしも悲観することはないのだ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
社会
- 感想投稿日 : 2019年1月2日
- 読了日 : 2018年8月6日
- 本棚登録日 : 2019年1月2日
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