剣の思想 増補新版

  • 青土社 (2013年12月18日発売)
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本棚登録 : 31
感想 : 2
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剣も思想も好きな自分は読まなければならないだろう…!という衝動に駆られて読んだ本。
二人の剣術家にとって「剣」とはもはや彼らにとっての究極・真実に到達するための手段であり目的なんだろうな。普遍性を求めない点で宗教的でもあり、追求する点では科学的でもある。
それとの対比で「スポーツ」を定義するなら、最大効率・最大出力を達成するために練られた身体科学理論を実証する場といったところか。もはや共通点は身体の使用が前提となってるところ位な気が。
補章はあと20年そこらをこの世で暮らせば良い方々の戯言と感じてしまう。こちとらあと60年くらいは世界と付き合っていく予定なのでね…。本文より前田氏が柔和に、甲野氏が頑なになっているような感じが月日の流れを感じさせる。
小転なんかの説明は楽しかったなー

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 勉強
感想投稿日 : 2014年1月18日
読了日 : 2014年1月18日
本棚登録日 : 2014年1月8日

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