正直、初めの100ページはまさにチラシの裏と呼べる内容で、ただただひたすらに自意識過剰の引きこもりの独白が続く。
しかし、その山を乗り越えた後に現れる外部との接触後の展開が素晴らしい。
学生時代にクラスから浮いていた人物が、誘われてもいない同窓会に突如出席したらどうなるのか??
ネットの世界で良く見かける、◯◯したったwwwを、100年以上前に描いていた恐ろしい作品。
Facebookなんて絶対やらないという気分にさせてくれること請け合いである。
読書状況:未設定
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2014年8月8日
- 本棚登録日 : 2014年8月8日
みんなの感想をみる