地下室の手記 (新潮文庫)

  • 新潮社 (1970年1月1日発売)
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正直、初めの100ページはまさにチラシの裏と呼べる内容で、ただただひたすらに自意識過剰の引きこもりの独白が続く。
しかし、その山を乗り越えた後に現れる外部との接触後の展開が素晴らしい。
学生時代にクラスから浮いていた人物が、誘われてもいない同窓会に突如出席したらどうなるのか??
ネットの世界で良く見かける、◯◯したったwwwを、100年以上前に描いていた恐ろしい作品。
Facebookなんて絶対やらないという気分にさせてくれること請け合いである。

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感想投稿日 : 2014年8月8日
本棚登録日 : 2014年8月8日

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