椿宿の辺りに

著者 :
  • 朝日新聞出版 (2019年5月13日発売)
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本棚登録 : 843
感想 : 102
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f植物園...を以前読んでいるのにその物語の輪郭をはっきりと思い出せず、情けないと思いつつ、f植物園の方を再読することに。(現在再読中)
大きな時間の流れの中で、自然環境の影響を受けて土地が変化していく様、それをこれからの時代にどう活かしていくのか、そういった「海うそ」から繋がっている問題意識が底流にあり、日本という国の始原に遡る神話の世界、そしておそらくは震災に幾分かは動かされた噴火というモチーフを加えて、物語が成っている。
全く個人的なことだが、夏に伏見稲荷に詣った。以来そこで求めた稲荷の面にずっと見下ろされている。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2019年9月30日
読了日 : 2019年9月30日
本棚登録日 : 2019年9月30日

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