シタフォードの秘密 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

  • 早川書房 (2004年3月16日発売)
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本棚登録 : 291
感想 : 34
5

犯人もトリックもいつもながらのアガサ・クリスティの作品という印象。
本作でいうと、犯人はある意味予想通り(他の作品と設定が似通っている部分があるので)だったのだが、なぜやったのか、が全然わからかった。しかし最後まで読むと、あー、なるほど、ヒントに全然気づいていなかっただけなんだな、とある意味納得。
ミステリーとしてどうか、と考えると、誰がやったのか、となぜやったのか、がきれいな形で融合している部分が良いのだと思う。アガサ・クリスティファンなら読もう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリー
感想投稿日 : 2021年12月26日
読了日 : 2021年12月24日
本棚登録日 : 2021年12月24日

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